12.10(WED)2025

教育?研究

本学学生(薬剤学研究室)が第69回日本薬学会関東支部大会において優秀発表賞を受賞しました

 

本学4年生の友永祐子さん(薬剤学研究室)が、2025年9月13日に日本薬科大学さいたまキャンパスで開催された第69回日本薬学会関東支部大会において、優秀発表賞(口頭発表:医療系薬学)を受賞しました。おめでとうございます。

(写真:右から3番目、友永祐子さん)

 

優秀発表賞(口頭発表:医療系薬学)

受賞演題:

量子ドットを活用した腸管イメージングに基づく薬物の大腸吸収抑制因子の解析

○友永祐子、廣﨑真帆、八杉優護、村山枝美果1,2、加藤由美、植田泰之、岩竹真弓、湯川博3,4、野村鉄也、小泉直也、白坂善之1,2

昭和薬大、金沢大院薬、名大ナノライフシステム研、QST量子生命科学研

 

研究内容:

従来、大腸は薬物の吸収部位としては重要視されていません。しかし、実験上では、良好な吸収部位となり得ます。そこで本研究では、量子ドットを活用した腸管イメージング技術により薬物の大腸吸収およびその制御因子の特性解析を試みました。その結果、薬物の糞便移行が経口投与後の大腸吸収を制限する主な生理学的因子であることを見出しました。本成果は、経口投与後の消化管吸収部位差の理解を促し、円滑な経口医薬品開発に貢献できるものと期待されます。

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